推薦作品の絞り込みに向け意見を交わす学生=金沢学院大

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島清恋愛文学賞 金沢学院大生が推薦作議論

北國新聞(2019年12月7日)

 金沢学院大が主催する第26回島清(しませ)恋愛文学賞の推薦委員会は6日、同大で開かれた。学生が推薦作品の検討に加わる全国に例のない文学賞で、「島清恋愛文学賞ゼミ」の学生が活発な意見を交わし、3作品に絞り込んだ。来年2月7日に東京で開かれる選考委員会で受賞作が決まる。
 同大が運営母体となって6年目の今年、主催が日本恋愛文学振興会から同大に変わった。運営を担ってから過去最多の27作品(前年比1増)が出版社などから推薦され、青春や夫婦愛、同性愛など多彩なジャンルの作品が集まった。
 1年生12人を含む25人が夏ごろから作品を読み進め、文学部長の水洞幸夫教授ら委員と検討を重ねてきた。6日の推薦委員会では、絞り込んだ10作品について検討し、「描写が美しい」「設定は面白いが、結末がすっきりしない」などと感想を語り、意見を交わした。
 文学科2年の石川舞さん(20)は「学生の意見が反映される貴重な機会」、教育学科1年の志鷹美月さん(18)は「やりがいがある。将来の幅が広がりそう」とそれぞれ語った。水洞教授は「学生には考える力、議論する力を身につけてほしい」と述べた。
 島清恋愛文学賞は、旧美川町出身のベストセラー作家島田清次郎を顕彰するため同町が創設した。合併で引き継いだ白山市が2012年に廃止を決め、民間団体による運営を経て、14年から金沢学院大が継承している。贈呈式は来年3月21日、金沢市のしいのき迎賓館で行われる。

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