「男気サニーレタス」の出荷を始めた生産者=金沢市打木町

「男気サニーレタス」の出荷を始めた生産者=金沢市打木町

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「男気サニーレタス」出荷 金沢・安原、ブランド化目指す

北國新聞(2019年12月19日)

 金沢市安原地区の男性農家6人は、冬場の休耕畑を活用して栽培しているサニーレタスを「男気(おとこぎ)サニーレタス」と銘打って出荷を始めた。生産者1人からスタートした栽培は、活動5年で生産量も人数も増え、販路も安定したため、新たにブランド化を図る。27歳から46歳までの平均37・1歳の屈強な生産者たちは、丸々としたサニーレタスを抱え「うまさは食べたら分かる」と息を巻いている。
 サニーレタスの栽培は、太平武士(たいらたけし)さん(36)=打木町=が5年前に、スイカやダイコンを栽培しているハウスが空いた冬季を活用して1、2アール程度の広さで始めた。初年は約400キロを作ったが、販売できるほどの値段は付かなかったという。
 水はけが良い砂丘地で水分管理がしやすく葉の傷みも少ないという栽培の利点があった。ハウス栽培は周辺農家に広まり、生産農家は6人まで増加した。今年は11月下旬から2月中旬まで初年の10倍以上となる4・2トンの収穫を見込み、市内に3店舗あるJA金沢市の直売所「ほがらか村」などへの販路を確保した。
 「男気」の名は、12日に命名され、13日から店頭に並んだ。同JAによると、太い販路をもつサニーレタスの生産グループは「男気」が初めてという。
 「男気サニーレタス」は収穫当日に店頭に並べることができ、他県産と比較して鮮度が良く、シャキシャキした食感が味わえるという強みがある。オードブルに活用する12月下旬に収穫のピークを迎える。
 現在は別のレタスの栽培にも取り組んでおり、今後は「男気」ブランドをシリーズ化していく。太平さんは「5年目に入り、方向が決まってきた。これからも面積を増やして名物にしていきたい」と話した。

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