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気比神宮の中鳥居1年ぶりお目見え 台風で倒壊、修繕完了

福井新聞(2019年12月28日)

 2018年9月の台風21号で壊れた福井県敦賀市の気比神宮の中鳥居の修繕がこのほど終わり、鮮やかな朱塗りの鳥居が約1年ぶりにお目見えした。12月27日には関係者がくぐり初めを行った。

 気比神宮によると、中鳥居の歴史は大鳥居(1645年建立)よりも古く、建立年は分からないが1626年に再建したとの記録がある。これまで何度も修繕を重ねてきたが、昨年の台風で鳥居を支える稚児柱が倒壊。その後、解体して調べたところ、鳥居本体の主柱なども朽ちていたため、大規模な修繕を行ってきた。奉賛金のほか、国や県、市の補助を受け、1年かけて完成した。

 高さ約6メートル、横4・2メートルで、大きさや位置は以前と同じ。さらに、建材も主柱がヒノキ、稚児柱がケヤキと修繕前と同じ種類を使用した。一方、新たに鳥居を支える石と柱の間に腐食を防ぐ薄い鉛板を入れたほか、鳥居近くの門扉の位置などを変えた。

 神事の後、くぐり初め式が営まれ、渕上隆信市長や高木毅衆院議員、地元県議ら約20人が参加。中鳥居を一列でくぐり、本殿に向かって歩いた。

 その後の式典で、桑原宏明宮司は「中鳥居は(再建から)まもなく400年を迎える。令和から次の時代にも引き継いでいきたい」と述べた。渕上市長は「来年は外国客船ダイヤモンド・プリンセスの寄港を4回予定している。美しい鳥居で国内外の客を迎えることができる」と祝辞を述べた。

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