金沢21世紀美術館は4日、昨年末から進めていた改修工事を終え、1カ月半ぶりに再オープンする。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、総合受付や展示室のスタッフはマスク着用で接客業務を行い、もてなしと安全面に留意する。
館内の混雑緩和のため、昨年12月20日~2月3日に全館休館して改修工事を行った。総合受付を拡張して大きな荷物を預けられるスペースを確保し、地下にコインロッカーを増設した。
21世紀美術館は2004年に開館し、昨年12月の休館までの総来館者数は2700万人を超えた。北陸新幹線開業以来、来館者増に伴う混雑が課題となっていた。