模型の説明をする向さん(左)と政谷講師=珠洲市の飯田高

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一目で分かる禄剛埼灯台 飯田高生徒が地形模型

北國新聞(2020年3月1日)

 飯田高総合学科の3年生が珠洲市の観光名所、禄(ろっ)剛(こう)埼(ざき)灯台周辺の地形模型を制作した。悪天候などで灯台周辺の散策が難しい状況でも観光客に地元の魅力を伝えるためのもので、険しい地形が一目で分かるほか、写真が見られるQRコードが添えられ、ガイドの解説に役立つ。4月中に道の駅狼煙に設置し、案内に活用する。
 同校では昨年度から、10月に禄剛埼灯台周辺で「総合的な学習の時間」の授業の一環として、3年生が観光案内ガイドの実習をしている。昨年度の実習の際に、足の不自由な観光客が灯台に行けなかった様子を目の当たりにした生徒が問題提起し、解決策として模型の制作を企画した。
 模型は約4千分の1の大きさで、国土地理院の地図をもとに等高線を高さ10メートル単位で拾い上げ、形状に沿って切った発泡スチロールを重ねて作った。模型にすることで、普段は樹木に覆われて見えない地形が分かりやすくなり、禄剛崎の雰囲気がイメージしやすくなった。
 QRコードは灯台周辺の写真を掲載した同高のホームページにつながり、スマートフォンなどで手軽に見ることができる。夕暮れ時や夜など、観光客が訪問しにくい時間帯の写真も用意した。模型を制作した「ガイド班」の向将宏さんは、灯台がある狼煙町に住んでおり「地元の住民だからこそ知っている魅力を発信したかった」と模型に込めた意気込みを話した。
 模型は新年度以降も改良を重ねていく。指導を担当した政谷英俊講師は「近くにある道の駅や宿泊施設などの情報追加や、海中の地形図を付けるなど、改善の余地は多い」と話し、内容を充実させていく考えだ。

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