福井県敦賀市原の西福寺で淡い黄緑色の花を付けたウコンザクラ(鬱金桜)が見頃となり、参拝客らを楽しませている。
同寺のウコンザクラは、同寺とつながりが深かった2代目福井藩主、松平忠直が植えたと伝わっており、現在は3代目とされる。新しいものを含め、境内には大小10本ほどが植えられている。
八重咲きの花で直径3.5センチほど。時間が経つと徐々に中心部から淡いピンク色に染まる。寺務所によると、今月に入り開花が確認され、今月中旬には満開となる見込み。
見物に訪れた近くの女性(54)は「いつもより色が濃いと思う。きれいに咲いてよかった」と話した。