市は、金沢城外濠(そとぼり)公園白鳥路にライトアップ用の照明を整備した。公園周辺では、尾山神社の神門、尾﨑神社の神門と玉垣、黒門前緑地の土塀にも照明が配置されており、城を中心に魅力的な夜間景観を創出する取り組みが進んでいる。
白鳥路に発光ダイオード(LED)の投光器を43基設置した。市民や観光客が夜間もそぞろ歩きを楽しめるよう、散策路や彫刻、樹木を優しい光で照らしている。国際照明デザイナーズ協会フェローの近田玲子さん(東京)がデザインを監修した。
照明の整備は、2018~22年度を計画期間とする「夜間景観アクションプログラム」に基づく事業となる。市は今年度、桜橋や新桜坂緑地、石伐(いしきり)坂、兼六園の石垣でも照明の配備を進める方針である。