水揚げされたトリガイ=七尾市の石崎漁港

水揚げされたトリガイ=七尾市の石崎漁港

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高級二枚貝 トリガイの漁が七尾湾で解禁

北國新聞(2020年4月20日)

 高級二枚貝の天然トリガイの漁が19日、県内唯一の漁場である七尾湾で解禁された。七尾市の石崎漁港から漁船4隻が漁に出て、初日は15・6キロを水揚げした。昨年の71キロから大きく減っており、県漁協七尾支所の土倉修運営委員長は「不漁が続くようなら休漁も考えないといけない」と肩を落とした。
 トリガイ漁は、小型底引き網の一種「貝けた網」を漁船で引いて行う。七尾湾産は肉厚でうま味が濃いとされ、多くは首都圏や関西方面へ出荷される。例年は初日に10隻ほどが出漁しているが、新型コロナウイルスの影響により都市圏で需要の減少が予想され、今年は半分以下にした。
 1隻当たりの水揚げ量も昨年より減っており、漁師は「不漁の原因は分からない。トリガイは産卵前のこの時期が一番おいしいのに」と話した。土倉委員長によると、初日の水揚高は約4万円で「1隻で1万円では燃料費にしかならない」とこぼした。漁は6月15日までを予定している。

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