魚に見立てた流木を展示する長谷川さん(右)と浜井さん。ごみ袋を置いて環境美化活動への参加を呼び掛けている=氷見市島尾

魚に見立てた流木を展示する長谷川さん(右)と浜井さん。ごみ袋を置いて環境美化活動への参加を呼び掛けている=氷見市島尾

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流木の"水族館"登場 氷見の浜井フードセンター

北日本新聞(2020年6月3日)

 氷見市島尾の浜井フードセンターに2日、「流木の水族館」がお目見えした。県警OBらでつくる「富山を楽しくする会」のメンバーと地元住民が島尾海岸などで拾った流木をブリやタイ、カニなどに見立て、22点を展示。見て楽しんでもらうとともに、ボランティア用ごみ袋も置いて環境美化活動への参加を呼び掛けている。

 楽しくする会事務局事務局長の長谷川敏博さん(69)=富山市古沢=が1カ月前、島尾海岸で見つけた流木を旧知のフードセンター店主、浜井祐雄さん(78)に届けたところ「タイに見える。いろいろな魚がそろうと面白い」と盛り上がった。仲間に呼び掛け、富山市岩瀬も含め海岸に打ち上げられた流木を収集した。

 特徴ある形に想像力を働かせ、マンボウやカサゴ、イルカ、トラフグ、タツノオトシゴ、イソギンチャクなどに見立てた。

 表面に食用油を塗り込み、薄くニスを吹きつけて黒っぽく仕上げた。魚と分かりやすいよう目を書き加えたり貼り付けたりしたが、形には手を加えていない。

 センターの正面に発泡スチロールのケースを重ねて展示コーナーを作り、きれいに並べて魚種の名札を付けた。長谷川さんは「海岸には犬や猫に見える流木も打ち上げられている。ペット感覚で探すと楽しいかも」と言う。

 浜井さんは富山湾が「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟していることを踏まえ「流木を拾う活動が広がれば海岸がきれいになる」と期待した。「水族館」は1週間程度展示する。

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