離岸堤工事に使用するコンクリートブロックに絵を描いてもらうことで、園児に港や土木工事に親しんでもらう取り組みが6月22日、福井県敦賀市松栄町で行われた。
県敦賀港湾事務所が実施。近くにある松乃栄保育園の4、5歳児23人が参加し、四つのブロックに自由に絵を描いた。
ブロックは高さ1.5メートル、幅4.5メートル、奥行き2.5メートル。園児は広大な"キャンバス"に黄や青、ピンクなどのペンキを使い、花や模様などを描いた。園児たちは「きれいな模様が描けた」と楽しんでいた。
ブロックは8月下旬に工事に使われる予定で、海中に沈められる。