福井県大野市蓑道(みのみち)の農村活性化施設「スターランドさかだに」で、約1万本のヒマワリが大輪を咲かせている。空の太陽は地上の"太陽"のまぶしさに自信を失ったように雲に隠れる日が続くが、多くの人が次々と訪れ、黄色い絶景を楽しんでいる。
約4千平方メートルの畑に、搾油できる品種のヒマワリ「ハイブリッド・サンフラワー」が並んで咲いている。背丈は140センチ程度。7月下旬まで楽しめるという。種まきや草刈りは、同施設と住民グループ「さかだに特産工房」が担う。
同施設振興会の支配人(68)は「ヒマワリを見ていると元気が出る。ソーシャルディスタンスなどに気を付けて、観賞や写真撮影を楽しんでほしい」と話している。
ヒマワリオイルの販売やアイスなどが楽しめる恒例の「ひまわり祭り」は18、19の両日、午前11時~午後3時に開かれる。