福井県大野市御給の真名川八千代橋西詰近くの水田に田んぼアートがお目見えした。干支の「子」にちなんだネズミの絵と、新型コロナウイルスに打ち勝つという願いを込めた「2020ガンバロウ」の文字が浮かび上がっている。
市内の住民有志でつくる「田んぼで遊び隊」が企画した。2018年、福井しあわせ元気国体・大会を盛り上げようと描いた公式マスコット「はぴりゅう」に始まり、今年で3年目。昨年からは干支にちなんだ絵を描いている。
約1500平方メートルの"キャンバス"に5月、遊び隊メンバーがコシヒカリと酒米、もち米、5種類の古代米の苗を植えた。見頃は8月いっぱい。9月に入ると稲穂が色づき、色合いが変わってくる。
遊び隊事務局の男性(50)は「バックにそびえる荒島岳と合わせて景観を楽しんでほしい」と話している。