開催数が50回を超えた「思い出ギャラリー」展。堀口さんは「100回を目指したい」と話す=福井県おおい町里山文化交流センター「ぶらっと」

開催数が50回を超えた「思い出ギャラリー」展。堀口さんは「100回を目指したい」と話す=福井県おおい町里山文化交流センター「ぶらっと」

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懐かしの収集品展50回に おおい町、絵本や玩具...

福井新聞(2020年8月29日)

 ゲゲゲの鬼太郎、マッチ売りの少女...。昔懐かしい絵本や玩具、漫画などの収集家、堀口勝史さん(53)=福井県おおい町=が、おおい町里山文化交流センター「ぶらっと」で開いている「思い出ギャラリー」展が50回に達した。初展示から約9年。堀口さんは「見てもらってみんなが笑顔になったらうれしい」と100回突破へ意気込む。9月14日までは懐かしのスポーツ漫画展を開催中だ。

 子どものころ、特撮ヒーローが大好きだった。社会人になってから古い絵本や玩具を集め始めた。収集品はどんどん増え、保管のために造った収蔵庫は満杯になり、車庫内を一部"占拠"している。自分一人で楽しむだけでなく、いろんな人に見てもらおうと、センターが開館した2011年10月から展示を続けている。

 これまでにクリスマスなど季節にちなんだ展示、マジンガーZ、仮面ライダーといった漫画関連、童話や絵本の展示などを企画。「マニアックに偏ると鑑賞者も偏る。子どもからお年寄りまで楽しめる展示を目指している」と話す。「まちのパン屋さん」展の時は、それまで興味のなかったパン店を巡り袋を集めた。江戸川乱歩の「少年探偵団」展の時は、三重県まで乱歩の銅像を撮りに行った。

 展示のたびに足の踏み場もない収蔵庫から"発掘"しなければならず、悪戦苦闘する。それでも「町民の話題が増え、笑顔が増えてくれるとうれしい」という一心で続けてきた。50回達成を機に、これまでの展示を振り返る「思い出通信」の発行も始めた。「ここまで来たからには100回を目指したい」

 東京五輪にちなみ開催中の懐かしのスポーツ漫画展では「キャプテン翼」「エースをねらえ!」「プロゴルファー猿」など100点以上を並べ「五輪は今年中止となったが、代わりに展示を満喫してほしい」。10月は俳優、真田広之さんの還暦記念展を計画中。「まだまだコレクションがあり、いろいろな展示を考えている」と、瞳を輝かせながら語る。

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