粟崎獅子舞保存会などは25日、粟崎小で地元に伝わる獅子舞の出前授業を行った。3年生の児童65人が獅子舞や奴(やっこ)の歴史を学び、伝統芸能の魅力に触れた。
総合学習の一環で、粟崎獅子舞保存会、粟崎奴保存会、五郎島獅子舞保存会、五郎島子供奴保存会のメンバー17人が授業を行った。
児童は実際に使われている獅子頭や道具を見ながら、粟崎と五郎島の獅子頭は大きく、勇壮な演舞が特徴であることなどを学んだ。粟崎の獅子舞と奴の演舞も披露された。
澤田城之介君(8)は「見たことのある獅子舞が、ずっと昔から伝えられてきたことを知ってすごいと思った」と話した。