魚津商工会議所女性会(河内美穂会長)の「魚津りんごの木オーナー事業」の収穫体験が24日、魚津市六郎丸のりんご園で開かれた。市内外のオーナー9組が、黄色く熟した「王鈴(おうれい)」をもぎ取った。
世話や収穫を通じて市の特産「加積りんご」の魅力を知ってもらう取り組みで、今年は県内外の43組が出資しオーナーとなっている。摘果などの体験が新型コロナウイルスの影響で中止となり、この日は特別企画として実施した。
参加者は、りんご園が管理する木から王鈴を次々と収穫した。家族5人で参加した同市仏田、小川進さん(56)は「孫ができた記念にオーナーになった。地元のリンゴを知ることができて良かった」と話した。
参加者は、女性会メンバーが手作りしたリンゴジャムも持ち帰った。12月にはオーナーとなっている木のフジを収穫する。