アートイベントを前に、下塗りが施される「キハ28形」=福井県敦賀市金ケ崎町

アートイベントを前に、下塗りが施される「キハ28形」=福井県敦賀市金ケ崎町

福井県 敦賀・若狭 鉄道

気動車「キハ28形」塗り絵しよう 敦賀で11月3日催し

福井新聞(2020年10月31日)

 「世界に一つだけのキハ28を作ろう!」と題したアートイベントが11月3日、福井県敦賀市金ケ崎町の敦賀赤レンガ倉庫横で行われる。気動車「キハ28形」を"キャンバス"に、市内のアートディレクターがイラストを描き、親子連れらが色を塗って仕上げる。

 「キハ28形」は旧国鉄が開発し、小浜線では急行「わかさ」として1961~99年まで活躍。同形車両を市が2018年に購入し展示している。

 さびが目立つようになったことから市が塗り直しを決め、実施前にアート作品を描くことが企画された。塗り直しは天候次第だが、少なくとも1週間以上は子どもらが描いた絵のままにしておく予定。デザインはチョークアート作家として活躍する石丸智恵さんが担当する。

 毎年開催している「つるが鉄道フェスティバル」の一環。「キハ28形」内覧会やミニ機関車体験乗車、巨大プラレール、鉄道マーケットなども行われる。

 アートイベントは3日午前11時から午後4時まで。親子ら最大50組が、1時間交代で手分けして色を塗っていく。2日正午まで参加者を募っている。希望者はホームページ「ミライエ【公式】」から、申し込みフォームに入力する。

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