能美市のいしかわ動物園で16日、同市の県九谷焼技術研修所の卒業生と研修生が動物をテーマに仕上げた九谷焼の飾り皿と置物の展示が始まる。15日は本科2年の研修生が同園を訪れ、松島一富園長に作品を披露した。
16日~来月4日の前期は卒業生8人が来年の干支(えと)「丑(うし)」をテーマにした飾り皿を展示する。来月6~25日の後期は本科2年の研修生12人が丑のほか、動物園で飼育しているコビトカバやユキヒョウを模した置物を出展する。
ライチョウの置物を作った森亜光さん(22)は「羽のラインを作るのが難しかった」と話した。