イチゴ狩り体験ができる新潟県燕市燕の斉藤いちご園で、今季の営業が始まった。ビニールハウスの中には大粒のイチゴが実り、宝石のように赤く輝いている。
同園はハウス12棟に約2万7千株の県産ブランドの「越後姫」を栽培している。大雪などの影響で、例年より2週間ほど遅い今月中旬にオープンした。
ハウスの中には甘い香りが終始漂う。まだ緑色の実も目立つが、順番に熟していくため、長い間イチゴ狩りが楽しめるという。今年から新型コロナウイルス対策として、各ハウスに消毒液を設けた。
圧巻なのが「ダイヤモンド越後姫」と名付けた約70グラムのイチゴ。通常サイズの倍以上の大きさで、糖度は非常に高く、とろけるような食感だ。
斉藤満社長(70)は「ぜひ食べに来て、このおいしさを知ってほしい」と話している。
入園無料。摘み取ったイチゴは100グラム280円から。食べ放題もある。不定休。午前10時~午後5時。6月25日まで。
問い合わせは斉藤いちご園、0256(47)1519。