気象台の桜開花宣言を前に、金沢市千日町の犀川河川敷で17日、ソメイヨシノが花を咲かせ、一足早く花見シーズンの到来を告げた。
このソメイヨシノは金沢市内で特に早く咲く桜として知られる。2輪の花がほころび、昨年より4日早い開花となった。過去の傾向では、5~6日後に金沢で開花宣言が出される。
今年は全国的に記録的な早さで咲いており、気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)は17日、金沢で平年より9日早い26日開花、31日満開の予想を発表した。
17日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、最高気温は金沢11・1度など平年並みだった。金沢地方気象台によると、18日は明け方は曇り、次第に晴れる見通し。加賀で乾燥や雪崩に注意を呼び掛けている。