家族連れらでにぎわう飲食ブース=しいのき緑地

家族連れらでにぎわう飲食ブース=しいのき緑地

石川県 金沢市周辺 祭り・催し

金沢市中心部 まちなかめぐりで春満喫

北國新聞(2021年4月4日)

 「百万石まちなかめぐりさくら2021」(同実行委主催、北國新聞社後援)は3日、市中心部で開幕した。会場のしいのき緑地、本多の森公園、いしかわ四高記念公園には計約180の飲食やクラフトのブースが設けられ、家族連れらが桜を眺めながら春の金沢を満喫した。
 「百万石まちなかめぐりさくら」は市中心部の春のイベントとして親しまれているが、昨年はコロナの影響で見送られた。今年は各会場での検温などの感染防止措置を講じて開催された。
 友人と訪れた市内の会社員髙山弘美さん(50)は「お店巡りが楽しい。桜もきれいに咲いており、良い気分転換になった」と笑顔を見せた。越前市の会社員市橋克哉さん(29)は「会場はコロナ対策をしっかりしていて安心。今まで知らなかった店と出合う良い機会になった」と話した。
 クラフトフェアには焼き物や漆芸、革細工、ガラス工芸など個性の光る品が並び、来場者が吟味した。飲食店や農家は自慢の品をテント市で販売し、行列のできたスイーツ店もあった。特設ステージでは、ギターや歌、ダンスの舞台が繰り広げられた。
 しいのき緑地に設けられたワークショップコーナーでは参加者が革や木のブローチ、石の一輪挿しを作り、移動動物園が家族連れの人気を集めた。本多の森公園を出発する「さくらウオーク」には約20人が参加し、兼六園と金沢城公園を巡った。4日午前10時~午後5時も開かれる。

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