能登杜氏(とうじ)組合と県杜氏振興協議会の第117回能登杜氏自醸清酒品評会(北國新聞社後援)は22日、珠洲市産業センターで行われ、全国の酒蔵で活動する杜氏58人が吟醸酒110種、普通酒61種を出品し、出来栄えを競った。
金沢国税局鑑定官室の佐藤泰崇室長ら7人が審査員を務め、味わいや香りを確かめた。品評会は酒造技術の向上を目的に1904(明治37)年から開かれている。昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催となった。23日に予定していたきき酒研究会と表彰式は中止し、結果発表のみとする。