第57回長野市文化芸術祭が22日、市芸術館で2日間の日程で始まった。昨年は新型コロナの感染拡大で中止になり、2年ぶり。市内で活動する20団体と特別出演の市内4中学校の約700人が、練習の成果をさまざまに発表する。
この日は謡曲やバレエなど10団体が舞台に登場。県古典芸能会は14人による尺八重奏や、舞踊、長唄などを華やかに披露した。会員の花房多都蔵さん(62)=須坂市=は「発表の場があることが文化の振興と発展につながる」と開催実現に感謝を述べた。
23日の舞台発表はバレエや舞踊、詩吟など8団体。館内の3カ所で書道、絵画、彫刻の展示もある。入場料350円。中学生以下無料。