長野市の茶臼山動物園で1日、雄のアルパカ「ダイヤ」の毛を刈る作業があった=写真。本格的な夏の到来を前に「衣替え」した。
アルパカはペルーなど高冷地の原産で、毛を刈らないと熱中症になってしまうという。職員らはダイヤを落ち着かせようと布で目を隠したが、立ち上がろうとしたり、大きな声で鳴いたり。2人がかりで体を押さえ、2時間余りかけてバリカンとはさみで毛を刈り終えた。
ダイヤは約3キロの毛を刈ってすっきりとした装いに。毛と汗まみれになった獣医師の山上達彦さん(36)は「早く風呂に入ってさっぱりしたい」。