出荷が始まった金沢こだま西瓜=市内の集出荷場

出荷が始まった金沢こだま西瓜=市内の集出荷場

石川県 金沢市周辺 特産

金沢こだま西瓜 甘さたっぷり、初出荷

北國新聞(2021年6月7日)

 五郎島地区で栽培している「金沢こだま西瓜(すいか)」の出荷が6日、始まった。6日は粟崎町4丁目のJA金沢市砂丘地集出荷場粟五で、生産者が選別基準を確かめる「目合わせ会」が開かれ、小型で甘さたっぷりの約1トンが市中央卸売市場へ運ばれた。7日に県内のスーパーなどに並ぶ。
 金沢こだま西瓜は、硬い肉質でシャリシャリした食感が特長で、今年は農家10軒が水はけのよい砂丘地14・68ヘクタール(前年比4・1%増)で栽培した。6日はハウス栽培の初物が並び、生産者は色付きや傷の有無など規格を確認した後、箱詰めして出荷した。
 同JAによると、例年通りの出荷時期で、北陸を中心に名古屋、大阪にも出荷される。出荷量は7月下旬までに前年を上回る約710トンを見込む。
 同JA金沢こだま西瓜部会の西沢俊輔部会長(44)は「糖度は13~14度で、例年以上に甘く仕上がった。生産者が愛情込めて作ったスイカを鮮度の高い状態で味わってほしい」と話した。

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