射水市三ケ(小杉)の十社大神は22日、「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」に向けて開く写真展と茅の輪くぐりの準備をした。いずれも24日に始まり、30日まで続く。
写真展の会場となる神輿殿には、神社の歴史を伝える約50枚を展示した。1400年に伊勢神宮(三重)から分霊を迎えた伊勢領神明社の外観写真や、1927年に現在地で十社大神として合祀した際の写真もある。小杉町制100周年に合わせた89年の石燈籠120基の設置、2013年の伊勢神宮式年遷宮で奉納した三ケ錦町の獅子舞の様子も紹介している。
無病息災と疫病退散を願う茅の輪(直径2・5メートル)を設けるのは2年連続。スロープを設置し、車椅子の人も利用できるようにする。
「夏越の大祓」の神事は30日に行う。