福井県大野市南新在家の温浴施設「あっ宝んど」で6月27日、屋外プールサイドでテント型サウナを楽しむイベントが開かれた。参加者はサウナでじっくりと汗をかいた後、目の前のプールに飛び込み、気持ちよさそうに泳いでいた。
全国的なサウナブームの中、冷たいプールに入れる環境で開放感あるサウナを楽しんでもらおうと、同施設と勝山市の地域おこし協力隊らでつくるサウナイベント実施グループが共同で開いた。3回に分けて実施し、男女約35人が参加した。
貸し切りの屋外プールサイドにテント型サウナ3基を設置。薪ストーブに乗せる石には勝山市の火山岩を使った。石にアロマ水をかけて熱い蒸気を発生させる「ロウリュ」式で、アロマ水には若狭町の梅酢や長野県産のヒノキなどを使った。プールは通常より水温を低めに設定。参加者はテントから出るとザブンとプールに入り、ほてった体を冷ましていた。
テント型サウナイベントへの参加は2回目という越前市の男性は「プールに飛び込めるのが最高」と喜んでいた。