福井県大野市の名物菓子、けんけら

福井県大野市の名物菓子、けんけら

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大野市の名物スイーツ「けんけら」、郷土料理「はまなみそ」 伝統の味守る店を紹介【ふくジェンヌ】

福井新聞(2021年7月15日)

400年以上も続く「北陸の小京都」とも呼ばれる福井県の大野城下町。碁盤の目のように通りが交差しており、そのメイン通りにあたる「七間通り」では、地元の方々が、とれたての農産物を販売する七間朝市が開かれています。さらに趣のある石畳の美しい街並みには、歴史のある商店街が続きます。今回はそのうちの2件をご紹介します。

◆90年続く味「山元醤油味噌醸造元」さん

お店の奥には巨大な木桶が二つあり、お醤油をその木桶で丹念に熟成させていました。90年変わらない味にこだわり、昔ながらの製法で手間暇かけて作られたお醤油は別格ですね。福井県の郷土料理である「はまなみそ」も販売されています。醤油のもろみになすやしそなどを混ぜ、熟成発酵されたおかず味噌で、アツアツのご飯の上にのせて食べるとさらに美味しい。豆腐や野菜に付けて食べてもおいしい万能なみそです。厳しい冬を乗り越えるために作られた保存食として、古くから、福井の食卓で愛され続けたふるさとの味です。(※「はまなみそ」は10月~5月初旬のみの販売です)お味噌汁の試飲もあり、身体も温まります。

◆創業150年「朝日屋」さん

朝日屋さんは創業150年もの老舗の和菓子屋さんで、大野の名物菓子、けんけら(大豆、砂糖、白ゴマ等を混ぜ練り、きな粉をまぶしたもの) を販売されており、元祖とも言われており、昔ながらの風味を味わえます。

「けんけら」というおもしろい名前の由来は、諸説あるそうですが、福井の大本山永平寺の第二道場である宝慶寺の「建径羅」という僧が作ったからなんだとか。。パリッと気持ちのいい固さで、噛めば噛むほど香ばしさが口の中に広がります。
小:350円
大:450円

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 福井銀行の女性行員でつくる「ふくジェンヌ」が福井県内の観光スポットやご当地グルメを紹介します。(インスタグラムでも情報配信中 @fukusienne)

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