救命胴衣の数を確認する敦賀海上保安部の職員=7月7日、福井県敦賀市蓬莱町

救命胴衣の数を確認する敦賀海上保安部の職員=7月7日、福井県敦賀市蓬莱町

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行楽シーズン前に水島結ぶ旅客船総点検 福井県敦賀市で中部運輸局、海保

福井新聞(2021年7月8日)

 夏のレジャーシーズンをを前に、国土交通省中部運輸局福井運輸支局と敦賀海上保安部は7月7日、福井県敦賀市蓬莱町の船だまりで敦賀半島と水島を結ぶ旅客船の安全総点検を行った。

 毎年、船の安全運行のために県内各地で点検している。船だまりに両機関の職員7人が集まり「オーミマリン」として近江トラベル(滋賀県彦根市)が運航する第7観光丸(19トン、長さ約12メートル)と第8観光丸(同)を見回った。救命胴衣の数や消火設備の状況をはじめ、緊急時の連絡体制、新型コロナ感染予防対策などを確認していた。

 例年2~3万人が訪れる水島は2年ぶりの海開きとなる。同社の取締役業務部長は「地元と協議を重ねてきた。安全と感染予防を最優先に運航していきたい」と話した。

 今後、同支局などは東尋坊や三方五湖の遊覧船も点検する。

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