福井県大野市蓑道の「スターランドさかだに」で、約1万本のヒマワリが見頃を迎えている。例年より花は小ぶりだが、からっと晴れた夏空に届けとばかりに背筋を伸ばして咲いている。
約4千平方メートルの畑に、搾油できる品種のヒマワリ「ハイブリッド・サンフラワー」が咲いている。例年より1週間ほど遅い見頃のため、7月いっぱい楽しめる。
種まきや草刈りは、住民グループ「さかだに特産工房」が取り組んでいる。16日にメンバーと畑を訪れた代表の山村福和さん(61)は「東を向いて咲くので、背後に大野盆地が広がる。朝早くや夕方は特にきれい」と話している。
17、18日の午前10時~午後3時、同グループが「ひまわり祭り」を開く。ヒマワリ油や切り花、野菜を加工したデザートなどを販売する。
同施設は休館中で、トイレは使用不可。