しなの鉄道(上田市)は観光列車「ろくもん」の運行7周年を記念して車内でオリジナルのハイボールを販売している。宮田村のマルス信州蒸溜(じょうりゅう)所で作られたウイスキーを千曲市産アンズを使った「あんずサイダー」で割った。客室乗務員らが企画した。
すっきりとした味わいで、提供される食事にも合うという。グラスに入ったウイスキーを、ろくもんのマークの入ったサイダーの瓶とともに提供。乗客自身に割ってもらうが、ウイスキー1に対してサイダー4の配分を勧めている。中心となって企画した客室乗務員の筒口奈穂美さん(48)は「沿線の魅力を取り入れた。暑い夏にもぴったりなので、景色とともに楽しんでほしい」と話していた。
価格は7周年に合わせ、税込み700円。「あんずサイダー」単品(250ミリリットル)は同500円。