五輪や高校野球、相撲で活躍した滑川市ゆかりの選手などを紹介する企画展「なめりかわスポーツの輝き」が２２日から、市立博物館で開かれる。写真や新聞記事などを通し、当時の選手らの奮闘ぶりを伝える。９月５日まで。

　東京五輪の開催に合わせ、市のスポーツ史を知ってもらおうと企画。五輪のコーナーでは１９６４年東京大会で銅メダルを獲得した堀内岩雄さんらレスリング選手の歩みなどを振り返っている。堀内さんのメダルや日本代表のブレザーも展示している。

　滑川高野球部が５６年に初めて夏の甲子園に出場した際の地元の盛り上がりや魚津高との２強時代だった頃の成績を中心に、古豪の歴史も紹介。大相撲の立浪部屋を創設した市出身の立浪弥（や）右衛（え）門（もん）親方の活躍など滑川と大相撲の関わりも知ることができる。

　８月８日には元滑川高野球部の民谷文夫さんと砂子義孝さん、同２９日には６０年ローマ五輪に出場したレスリングの石倉俊太さんのギャラリートーク（定員１５人）がある。入場無料で、電話かメールで申し込みが必要。企画展は午前１０時～午後６時。月曜休館。