新潟県燕市分水地区の道の駅国上にある足湯「酒呑童子(しゅてんどうじ)の湯」で、夏恒例の「冷やし足湯」が行われている。厳しい暑さが続く中、市内外から親子連れやグループ客が訪れ、ひとときの涼を満喫している。
足湯に使っている温泉は20・8度の冷鉱泉。普段は約40度に温めているが、暑い夏に源泉をそのままの温度で楽しんでもらおうと、2017年から毎年実施している。スタッフの鶴巻智美さん(48)は「最初はひやっとするが、温泉効果で血行が良くなり、心地良く感じてきます」とアピールする。
長岡市から訪れた男児(3)は「冷たくてプールみたい。気持ちいい」とはしゃいでいた。また、父親(29)は「想像以上に冷たく、暑さが和らいでリラックスできた」と話した。
入場無料。8月31日まで(月曜休館)。利用は午前10時~午後5時半。新型コロナウイルス感染予防のため、入場定員を減らして実施し、気温が28度以下の日は温かい足湯を提供する。