傷の有無などを確かめる職員ら=26日、篠ノ井西部青果物流通センター

傷の有無などを確かめる職員ら=26日、篠ノ井西部青果物流通センター

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災害から復旧、色づく桃出荷 長野の農協「良い出来」

信濃毎日新聞(2021年7月27日)

 長野市のグリーン長野農協で26日、特産の桃「川中島白鳳」などの出荷が本格的に始まった。2019年の台風19号災害で被災した桃畑の復旧が進み、今年は昨年より250トン多い1350トンの出荷を見込む。梅雨明け後の晴天続きで糖度が上がり、同農協もも部会長の宮崎淳一さん(52)は色づきも味わいも「良い出来」とPRしている。

 被災前、例年1700トン余を出荷していた同農協の桃は20年は1100トンほどに。その後、農家は新たな苗木を植えるなど対応を進めている。篠ノ井西部青果物流通センターでは26日朝、約3トンが持ち込まれ、農協職員らが色づきや傷の有無などを確かめて箱に詰めた。出荷は8月下旬ごろまで続く。

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