出荷が始まった「サンつがる」

出荷が始まった「サンつがる」

長野県 伊那路 グルメ

一気に色づく「サンつがる」 松川町で出荷始まる

信濃毎日新聞(2021年8月20日)

 みなみ信州農協(本所・飯田市)は19日、松川町の選果場でわせ種のリンゴ「サンつがる」の出荷を始めた。お盆以降に気温が下がったことで一気に赤く色づき、初日としては例年の約4倍に当たる約18トンを中京、関西圏の市場に出した。

 サンつがるは主力品種の一つで、甘くさっぱりとした味わいとパリッとした食感の果肉が特長。飯田下伊那地域の農家から届いたサンつがるは目視やセンサーで選別後、手早く箱詰めされた。

 同農協果実柿課リンゴチーフ今井悠哉さん(33)によると、昨年は梅雨の長雨で小玉傾向だったが、今年は玉伸びが良い。凍霜害も少なく「仕上がりは順調」と話す。同選果場では今月上旬から「シナノリップ」も出荷しており、晩生種を含めたリンゴ全体の出荷は12月中旬まで続くという。

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