魚津市や県、市内の果樹農家、食品加工・流通業者らでつくる「果樹の郷(さと)うおづLFP(ローカルフードプロジェクト)協議会」は26日、市役所で活動報告・検討会を開いた。魚津産モモの1次加工品4種類を食べ比べ、商品化に向けて意見を出し合った。
協議会は果樹を使った商品開発で産業振興を図り、若年層の果物離れを食い止めることを目指す。国のプロジェクトの一環で、県内のモデル事業に選ばれた。
1次加工品は▽皮付きそのままのフリーズドライ(凍結乾燥)▽ピューレ状のフリーズドライ▽ドライフルーツ▽過熱水蒸気(高温の蒸気を当てて冷凍)-の4種類を用意した。
伊東仁志会長(市果樹振興会長)、木下辰美市もも研究会長のほか、商品化を検討するもち店やコーヒー店の関係者も参加。「ドライフルーツはそのままおやつにしては」「フリーズドライは味が良く使いやすい」といった意見が出た。
商品化に関する問い合わせは市農林水産課、電話0765(23)1034。