JA福井県が商品化した若狭イチジクのドライフルーツ=10月20日、福井県福井市河増町の「喜ね舎愛菜館」

JA福井県が商品化した若狭イチジクのドライフルーツ=10月20日、福井県福井市河増町の「喜ね舎愛菜館」

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若狭イチジクをドライフルーツに JA福井県が商品化

福井新聞(2021年10月28日)

 JA福井県は、福井県小浜市と若狭町で収穫された「若狭イチジク」のドライフルーツ「やわらかいちじく」を商品化し、販売を始めた。

 若狭イチジクは、2市町の農家11軒がハウス栽培している。収穫期は7~11月で、上品な甘さとプチプチとした種の食感が特長という。

 「やわらかいちじく」は、9月に収穫した果実を低温で煮込み、温風でゆっくりと乾燥させた。水分を適度に残す「半生製法」で、イチジクの甘さとうま味を引き出した。JA福井県の担当者は「イチジクになじみの薄い若い世代も、気軽に手に取ってほしい」とアピールした。

 1袋40グラム入りで440円。約2千袋を製造し、県内のJA直売所とAコープ各店で販売している。

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