金沢市泉野校下少年連盟と泉野小育友会は2日夜、「子ども提灯(ちょうちん)行列」(北國新聞社後援)を行った。6月に中止になった金沢百万石まつりの関連行事「子ども提灯太鼓行列」の代替で、児童や保護者ら約200人が赤色のちょうちんを持ちながら元気よく校下を歩いた。
提灯太鼓行列は、金沢百万石まつりの前身の「商工まつり」が始まった1952(昭和27)年から行われている。5年生以上が参加しており、コロナ禍で2年連続の中止となり、6年生が一度も経験していないため、企画した。
児童は4グループに分かれて泉野小を出発し、それぞれの目的地に向かった。6年の外園真子さんは「2歳上の兄がやっているのを見て、やりたいと思っていた。夜の町を歩くことは新鮮で楽しかった」と話した。