長野市権堂町の権堂アーケードが星の形など色とりどりのイルミネーションで彩られている。今冬は長野大通りを挟んで過去最長の約480メートル。クリスマスが近づき、今年も残り1カ月を切った。新型コロナウイルスの影響を受けてきた県内随一の繁華街を温かく照らしている。
権堂商店街協同組合が11月27日に仕上げた。2009年から始め、電飾を毎年買い足し、初めてアーケードの全区間を飾る。来年3月15日まで午後4時~深夜に点灯する。
11月には16日続けて新規感染者発表がないなど、県内の感染状況は落ち着いており、組合理事長の市村信幸さん(75)によると人通りは戻りつつある。変異株「オミクロン株」の広がりを心配しつつ「何事もなく皆さんがイルミネーションを楽しんで歩けるよう願っています」と話した。