新年まであと3週間余りとなった6日、長野市の善光寺大勧進で二年参りや初詣の授与品の開眼(かいげん)法要があった。僧侶が大小のだるまの目に不動明王を表す梵字(ぼんじ)を書き、破魔矢や熊手といった縁起物とともに厄よけの法要をした=写真。
授与品として用意するだるまは約4千点に上り、11月末から梵字を書く作業を続けてきた。法要は瀧口宥誠(ゆうじょう)貫主(88)らが護摩をたいて祈願した。
瀧口貫主は新型コロナの新たな変異株を懸念しつつ来年の干支(えと)の寅(とら)は改革が期待できるとし、「コロナの災厄をはね返して、いい方向に進んでほしい」と期待。