前夜からの雪がうっすら積もった大座法師池。朝日に水面が輝いた=5日午前8時15分、長野市上ケ屋

前夜からの雪がうっすら積もった大座法師池。朝日に水面が輝いた=5日午前8時15分、長野市上ケ屋

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白い静寂、大座法師池 長野・飯綱高原

信濃毎日新聞(2021年12月8日)

 飯綱高原にある大座法師池(長野市上ケ屋)周辺では5日朝、前夜からの降雪で一面の雪景色が広がっていた。時折、水鳥の鳴き声が聞こえる以外に一帯は静寂に包まれ、水墨画のような冬の装いを見せていた。

 朝日が差し込むと、降り積もった雪の表面や水面が反射してきらきらと輝いたが、雲が日差しを遮ると、再び雪交じりの冬の気配に戻った。

 飯綱高原観光協会によると、池は標高1046メートル。例年12月下旬には全面結氷する。40年ほど前には氷上でワカサギ釣りも行われていたが、現在は危険なため氷上の歩行は禁止している。池のほとりには、長野市が新たな交流拠点施設「森の駅Daizahoushi(ダイザホウシ)」を整備中で、来年4月のオープンを予定している。

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