大勢の来場者でにぎわう雪中ジャンボかきまつり。来年は完全予約制で実施する=2020年2月、穴水町あすなろ広場

大勢の来場者でにぎわう雪中ジャンボかきまつり。来年は完全予約制で実施する=2020年2月、穴水町あすなろ広場

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穴水かきまつり、予約制に 2年ぶり開催

北國新聞(2021年12月28日)

 穴水町観光物産協会の「雪中ジャンボかきまつり2022」(北國新聞社共催)が来年2月、町あすなろ広場で2年ぶりに開催される。新型コロナ感染拡大防止のため、完全予約制とし、時間や人数を制限し、予約を取れなかった人にはテークアウトで新鮮なカキを提供する。従来より規模を縮小しながらも、町の一大イベントを復活させ、特産の養殖カキを少しでも多くの人が堪能できるようにする。

 2月12、13日の2日間開催し、入場者が殻付きカキを焼いて味わう炭火焼きコーナーは、椅子席と立ち席を設け、いずれも制限時間は70分。コンロ1台当たり最大4人まで利用でき、料金は椅子席が2千円、立ち席が千円となる。

 2日間とも、飲食開始時間は午前9時半、同11時10分、午後0時50分、同2時半の計4回。各回の間には30分間の清掃時間を設け、コンロやテーブルを拭き取ったり、炭を交換したりする。炭火焼きコーナーのコンロは例年300台を超えるが、180台程度に抑える。

 町内で新型コロナの感染者が確認されるなどした場合、開催を中止する。町観光交流課の担当者は「来場者には感染症への安全を担保したい」と話す。

 雪中ジャンボかきまつりは、毎年2日間で5万人近くが来場する町最大のイベントだ。町の予測では、来年のまつりは約8千人の来場を見込んでおり、担当者は「普段通りではない形での開催となるが、穴水のおいしいカキを食べに来てほしい」と話した。

 予約は1月11日から、Yahoo! JAPANの電子チケット「PassMarket(パス・マーケット)」で可能となる。

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