農業応援大使に委嘱された小島さん。左はJA小松市創立50周年のロゴマーク=小松市のJA小松市会館

農業応援大使に委嘱された小島さん。左はJA小松市創立50周年のロゴマーク=小松市のJA小松市会館

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JA応援大使・小島よしおさん 小松野菜「面白くPR」

北國新聞(2022年1月13日)

 ●ギャグ交え「石川出身じゃないけど、そんなの関係ねぇ」

 JA小松市は12日、同JA創立50周年を記念してお笑い芸人の小島よしおさんを農業応援大使に委嘱した。任期は今年末までで、JAのイベントへの出演や、小島さんの会員制交流サイト(SNS)で小松の農業や野菜を全国にアピールしてもらう。小島さんは自身のギャグを交え「小松の野菜の魅力を面白く伝えたい。石川県出身じゃないけど、そんなの関係ねぇ」と意気込んだ。

 ●歌制作に意欲

 JA小松市会館(同市)で委嘱式が行われ、特産のトマトをイメージした赤いつなぎを着た小島さんに西沢耕一組合長が委嘱状とたすきを手渡した。小島さんは自分の畑で野菜を育て、野菜の歌を自作していることを紹介し「歌と踊りで野菜や米が良いもの、楽しいものだというイメージを子供たちと共有したい」と話した。小松の野菜を題材にした歌の制作にも意欲を示した。

 西沢組合長は「米やトマトなど小松の園芸農業への理解が深まるよう、精いっぱい活躍してほしい」と期待を寄せた。

 小島さんは昨秋、同JAのフェアで小松を訪れ、野菜のクイズ大会や動画に出演して好評だった。子どもに人気があり、農業への理解が深い小島さんに大使就任を依頼したところ、快諾を得た。

 ●50周年ロゴ発表

 式では同JAの創立50周年記念ロゴマークが発表された。北陸最大の産地である小松市のトマトに50周年を表す「50th」の文字を配置。「0」は米粒の形をデザインした。直売所の店頭広告やポスター、チラシなどで利用する。

 JA小松市は12日、市にJAグループの子供向け月刊誌「ちゃぐりん」4月号を5667冊寄贈した。雑誌では同JAの特集記事が組まれ、小島さんの連載企画で市の農業やJAの取り組みが紹介される。

 小島さんと西沢組合長が市役所で宮橋勝栄市長に目録を手渡した。宮橋市長は感謝状を贈り「子どもたちが食と農を楽しく学べる」と謝意を伝えた。3月に市内の全小学生に贈られる。

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