10月の大会概要を決めた金沢マラソン組織委員会=金沢市内のホテル

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金沢マラソン「地域枠」500人に拡大 参加料は1万5千円に減

北國新聞(2022年2月16日)

 金沢マラソン組織委員会は15日、金沢市のKKRホテル金沢で会合を開き、10月30日に開催する第8回大会の概要案を承認した。参加料を前回大会より千円減の1万5千円に設定、昨年新設した市内の町会加入者が対象の「地域ランナー」枠は、地元の応援をさらに盛り上げるため定員を500人に拡大する。

 今年の出場者の定員は昨年より2千人増やし、新型コロナウイルス感染拡大前の規模に近い1万2千人とした。対象は国内在住者に限定し、ワクチン接種証明か陰性証明の提出を求める。4月19日~5月25日にエントリーを受け付ける。昨年と同様にスタート時間を2回に分けることで走行時の密集を防ぐ。

 「地域ランナー」として、昨年の大会では、町会連合会ごとに枠が設けられた102人が選ばれたほか、市内在住者に限って校下名入りナンバーカードを着けたランナーも走り、計398人が出場した。今回は4月8~22日に募る。

 オンライン大会は9月9日~10月10日に開催する。定員は昨年から半減の5千人とする。フルマラソン(距離42・195キロ、定員3千人)、100キロ(千人)、ファミリーラン(10キロ、100組200人)に加え、海外在住者出場枠(42・195キロ、300人)と200キロ(500人)の2部門を新設する。6月10~30日に受け付ける。

 オンライン参加者向けののオリジナルTシャツは8月下旬ごろに事前に発送し、実際身に着けて走ってもらい、機運を高める。

 会合では、来年開催の第9回大会で金沢外環状道路海側幹線(大河端町―福久町)の延伸に伴い、コースを一部変更することも決まった。

 金沢マラソン組織委は石川県、金沢市、北國新聞社などで構成する。

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