「国際小児がんデー」の15日、金沢港クルーズターミナルがシンボルのゴールドリボンに合わせ、金色にライトアップされた。小児がん患者やその親でつくる団体「くるみカフェ」(金沢市)が企画、関係者は小児がんへの理解と支援が石川でも広がるよう祈った。16日も日没から午後8時まで行われる。
国際小児がんデーは世界各国の小児がん経験者や親でつくる「国際小児がんの会」が2月15日に設定している。毎年この日に国内でもさまざまなイベントが行われていることを知ったくるみカフェの山崎誠二代表(51)が準備を進めた。
クルーズターミナルから対岸まで、港湾を囲むように約3キロにわたって発光ダイオード(LED)ライトが並べられ、金色の光が夜の港を包んだ。
山崎さんは「小児がんのことを知る人は少ない。ささやかでも病気について関心を持ってほしい」と話した。