千曲市森のあんずの里スケッチパークで25日、青空の下でロウバイの黄色い花がほころび、春の訪れがもうすぐそこまで来ていることを知らせていた。
園内は雪が残り、アンズの木々はまだ冬の装いのまま。しかし、高さ約1・5メートルのロウバイは、3センチほどの花が枝からいくつもぶら下がり華やいでいた。信州千曲観光局(千曲市)の大谷千尋さん(48)は「雪景色の中で、ロウバイの艶やかな黄色を見ると春を感じる」と話した。
園内では紅梅のつぼみも膨らみ始めている。同局は、アンズの開花は3月末ごろと予想している。