高速回転させた木材を削り、バットを作る職人=エスオースポーツ工業

高速回転させた木材を削り、バットを作る職人=エスオースポーツ工業

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球春へ生産ピーク 福光のバット工場

北日本新聞(2022年3月2日)

 球春の到来を控え、南砺市福光地域で木製バットの生産が最盛期を迎えている。国内の木製バットのシェアは5割近くを福光地域にある5社が占めており、各工場で従業員が作業に汗を流している。

 エスオースポーツ工業(同市開発)では、電子制御による製造が主流となる中、職人による手作りで年間約1万本を作る。工場では高速回転させた木材に刃物を押し当て、オーダー通りに形や重さを整えていた。

 大内弘社長は「選手が気持ちよくバットを振れるよう、思いを込めて作っている」と話した。

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