2019年の祭りで見物客の前で威勢良く引き回される夜高行燈

2019年の祭りで見物客の前で威勢良く引き回される夜高行燈

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3年ぶりにとなみ夜高開催へ 「突き合わせ」は中止

北日本新聞(2022年4月9日)

 砺波市の砺波夜高振興会(堀田隆会長)は8日、同市の砺波商工会議所で総会を開き、6月10、11日の「となみ夜高まつり」を3年ぶりに開催することを決めた。行燈(あんどん)の練り回しのみを行い、大行燈をぶつけ合う「突き合わせ」は行わない。

 例年は17町内大小20基の行燈が参加するが、今年は3町内のみが加わると表明。ただ、今後参加する町内が増える可能性がある。「突き合わせ」の大行燈制作には時間がかかり、人手も必要で密が避けられないことから、新型コロナウイルス対策として中止する。

 各町内の行燈の出来栄えを競う夜高行燈コンクールは実施するものの審査は行わず、参加した行燈全てに賞を出す予定。

 堀田会長は「町に明かりを取り戻し、地元の人たちで盛り上げていきたい」と話した。

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