砺波市の砺波夜高振興会(堀田隆会長)は8日、同市の砺波商工会議所で総会を開き、6月10、11日の「となみ夜高まつり」を3年ぶりに開催することを決めた。行燈(あんどん)の練り回しのみを行い、大行燈をぶつけ合う「突き合わせ」は行わない。
例年は17町内大小20基の行燈が参加するが、今年は3町内のみが加わると表明。ただ、今後参加する町内が増える可能性がある。「突き合わせ」の大行燈制作には時間がかかり、人手も必要で密が避けられないことから、新型コロナウイルス対策として中止する。
各町内の行燈の出来栄えを競う夜高行燈コンクールは実施するものの審査は行わず、参加した行燈全てに賞を出す予定。
堀田会長は「町に明かりを取り戻し、地元の人たちで盛り上げていきたい」と話した。