「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭2022」(北國新聞社特別協力)の本公演は、3~5日に金沢市の石川県立音楽堂を中心に開かれる。「ロマンのしらべ」がテーマの今年は、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)、東京、京都市、セントラル愛知の4交響楽団をはじめ、一流のアーティストが登場し、卓越した演奏でロマン派の名曲を奏でる。
2日はセントラル愛知が県立音楽堂でリハーサルに臨み、躍動感ある音色を響かせた。ウィーン・フィルのバイオリン奏者としても活躍するクリストフ・コンツさんを指揮者に迎え、チェロ奏者の宮田大さんと団員がテンポや音色を調整した。
ロシア軍の侵攻を受けるウクライナから避難しているチェロ奏者のテチアナ・ラヴロワさんと娘のヤナさんも合流し、団員と呼吸を合わせた。
4日には東京、京都市の各交響楽団が金沢入りする。
【3日の主な公演】◇石川県立音楽堂コンサートホール▽午前11時 浜松聖星高ブラス▽午後0時50分 バリー・ダグラス円熟のチャイコフスキー▽午後3時50分 金子三勇士リストピアノ協奏曲▽午後6時半 浪漫を歌う!紅白歌合戦