イチゴ狩りが楽しめる南砺市立野原東(城端)の立野原観光農園が19日オープンした。招待された市内の園児たちが赤く色づいた実を頬張った。
農園では約20アールの畑に「宝交早生(ほうこうわせ)」と呼ばれる品種約1600株を露地栽培している。甘くて柔らかく、そのまま畑で食べるのに適している。昨年は天候不順から不作だったが、今年は葉が大きく、花がたくさん付いており、豊作が期待できるという。
この日は福野青葉幼稚園の年長児23人が訪れた。畑で赤いイチゴを見つけて摘み取り、口に入れると、「甘くておいしい」「いっぱい食べたい」と歓声を上げていた。
今年から農園の運営は、となみ野展望農園(中道真由美園長)が担う。営業は6月中旬までを見込む。