飼育員に体を押さえられて毛を刈られる「ダイヤ」

飼育員に体を押さえられて毛を刈られる「ダイヤ」

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アルパカ、夏へ「衣替え」 長野市茶臼山動物園

信濃毎日新聞(2022年5月24日)

 長野市茶臼山動物園で23日、雄のアルパカ「ダイヤ」の毛を刈る作業があった。夏を前に、暑さで体調を崩さないようにするための恒例行事。1年ぶりに刈り取った毛は約2・9キロあり、終えるとすっきりした細身の姿に。28日、6月1日にも別のアルパカやヒツジの毛を刈る。

 ダイヤは3歳9カ月で、体長約1・5メートル、体重約70キロ。飼育員6人でダイヤを押さえ、バリカンで毛を刈った。初めはおとなしくしていたが、開始10分を過ぎたあたりから「うー」とうなるようになり、何度も男性飼育員を押しやっていた。

 約1時間半で毛刈りが終わると、心なしかダイヤは澄ました表情。飼育員の安田知佳さん(27)は「昨年は最初から暴れていたけれど、今年は落ち着いていた。毛刈りの前後では印象が変わるのでぜひ見てほしい」と話した。

 28日はアルパカの「ミルフィー」、6月1日はヒツジの「チャチャ」の毛を刈る。両日とも午後2時から。

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